慶応大

2008年03月22日

【教育関連ニュース】大学の生き残り戦争が始まった。慶応大、入学金の全廃へ動く。

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(以下、産経新聞より引用)
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【慶大が入学金40%削減、近く全廃 「優秀な学生集めたい」】
 慶応義塾大学(東京、安西祐一郎塾長)は21日、平成21年度から入学金を約4割引き下げ体育実習費を廃止するなど学費の抜本見直しを発表した。安西塾長は「国際的に優秀な学生を集めるため、諸外国にない入学金を近く廃止する一歩としたい」と説明。徴収趣旨があいまいとの指摘もある入学金廃止を視野に、世界標準の学費制度で人材を集めるねらい。
 文系学部では授業料が引き上げられ、4年間の学費総額はアップするが、奨学金制度の拡充や家賃補助の創設で支援する。
 現行34万円の入学金を20万円に引き下げ8000円の体育実習費も廃止する。ただ、文系学部の場合、年間73万円の授業料を78万円に、施設設備費8万円を18万円に引き上げる。在籍基本料6万円を創設し、留学などで休学した場合、施設設備費と、現行の授業料に代わって在籍基本料を払えばよい。
 初年度納入金は122万円(20年度比4・3%増)、4年間の納入額は428万円(同17・8%増)となるが、項目を簡素化し、「グローバルな学費体系にした」(安西塾長)。
 一方、学生の負担軽減のため、20年度から1人当たり年12万円の家賃補助を開始。1学年当たり約400人、総計約1600人に4または6年間支給する。また、留学生を対象に10億円の奨学基金を創設する。
 慶大では現在約870人の留学生を27年度までに1500人に増やしたいとしており、優秀な留学生を集める“切り札”に、との思惑もある。
 6年後には約25億円の増収になるが「教育内容などで学生に還元したい」としている。
 優秀な学生を集めようとする動きは他大学にも広がっており、東京大では20年度から家庭年収が400万円未満の学生は授業料53万5800円を免除する。東京工業大も博士課程に進学する学生に授業料(同)相当額を報酬として支給し、事実上免除する。

(以下は続報)

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【生き残り学費戦争本格化 慶大全廃へ、東大は授業料無料】
 東大や東工大の授業料免除に続き、慶応大が21日、将来的な入学金全廃を視野に学費見直し策を打ち出した。少子化、国際化の中、生き残りのために、より優秀な学生を集めようとする大学の学費戦争。勝ち組の有力大学が資金力をバックに新制度を仕掛けるのに対し、地方の大学などからはうらやむ声や格差拡大を懸念する声も聞こえてくる。
 慶大の入学金引き下げにライバルの早稲田大広報室は「学費制度見直しをすぐに行う予定はない。だが、奨学金を可能な限り充実して大学院生を中心として優秀な人材に来てもらうようにしたい」と対抗心を燃やす。
 明治大は「本校ではそうした動きはまだ聞いていない」と驚き、財力のある慶大の行動に「将来的に全廃となったら、入学金収入にかなりの部分を依存している小規模校や地方私大は苦しくなるだろう」と推察する。
 専修大は優秀な学生を集めようと今春からスカラシップ(奨学金給付)入試を始めた。ネットワーク情報学部の場合、奨学金は4年間で総額662万円にのぼる。
 国立大では、東大が平成20年度から家庭の年収400万円未満の学生の授業料を無料にする制度で大学関係者を驚かせた。
 平成18年の東大生の「学生生活実態調査」によれば、親の年収が450万円未満の学生は13・4%いる。東大の学部授業料は年53万5800円。20年度から親の年収が400万円未満(税込み)なら一律無料となれば、「現在でも全額、半額など合わせて300〜400人の学部生が学費免除となっている。それが170人ほど増えて予算的には年間で9000万円前後増えるのではないか」(奨学厚生グループ担当者)と見込む。
(以上、引用終わり)


 大学間の競争は、ついに学費の補助から入学金の全廃まで来ました。慶応大の今回の処置はあくまで収入体系の簡素化であり、全員が恩恵を受けられるわけではありません。ですがこの流れが主流になれば、これからは、地方の私大、歴史の浅い新設校などが苦しい立場に追い込まれるのは明白です。

 「大学の消える時代」が始まります。その観点からすれば、「受験生全入時代」など来ないのです。

 心して、勉強したいところです。

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studyfordaigaku at 03:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!
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